ブロンプトンの輪行を楽にする
久しぶりの記事は2022年に購入したPierreの愛車“BROMPTON”について書いてみたいと思います。その前にまずブロンプトンを手に入れた経緯について簡単に紹介を。
妻が以前から思いを寄せていたのがブロンプトン。休日に、実車を見に行ってみようとなりローロサイクルワークスさんへ向かうことに。そこで、色々見せてもらってその時の担当のKさんが、ブラックエディションが最後の1台になりました。と、つぶやくと、それに反応した妻(笑)しばし、考えた後にひとこと「買います」。オトコマエ〜と思った(笑)
それから遅れること10日。妻には内緒で自身のブロンプトンを買いに再びローロサイクルワークスさんへ行き、同じブラックラッカーのノーマルエディションを予約。納品も妻に遅れること1週間。これで、めでたくブロンプトン夫婦となる。
と、ブロンプトン購入の経緯はこれくらいにして。タイトルの「ブロンプトンの輪行を楽にする」について書くことにする。
ブロンプトンといえば、折りたたんで気軽に輪行できることもひとつの特徴である。しかーし、いうても重い。。。最近、日本でも販売開始のアナウンスがあった“Tライン”、メインフレームを含めてチタンで作られているモデルなら7.45kgでだいぶ軽くなるのだが、ブロンプトンの中心的ラインの“Cライン”は11.26kg〜13kg(モデルにより違う)とまあまあな質量なのである。すなわち、その重さで輪行する特に女性の場合かなりの負担になる。もちろん、男性でも新幹線から在来線への乗り換えで少し距離があると負担になるのである。
ここで、ひとつ前提として「この問題は日本国内に限る」ということ。つまり、JRをはじめ私鉄を含め自転車を完全に袋などで被う必要があるということ。これは、ブロンプトンを折りたたんだ状態での輪行性を全く使えないのである。その点、海外のブロンプトンユーザーは羨ましい。折りたたんでそのまま輪行袋に入れずに電車内へ持ち込めるから。。。
そこで、この夏の輪行旅で兼ねてから妻の負担になっていた重さ問題を解決すべくPierreが立ち上がったので、その顛末を書いていきます。
【目指すポイント】
①転がせる
輪行袋に入れた状態で、平台車もしくは軽量でコンパクトなキャリーに載せる。
②携行性
普段ブロンプトンで使っているWOTANCRAFT(Pilot【7L】)のバッグに入る。もしくは、ブロンプトンになんらかの形で取り付けられる。
①の転がせるはmustと考え、平台車やキャリーを模索するが中々いいのが見つからない。しかし、偶然ネットで見つけたDAISOさんのキャスター付き台車が何とかなりそうだ。おまけに耐荷重が20kgで価格は税込220円と正に神(笑)
②の携行性は、そのDAISOさんのキャスター付き台車に次のサイズ展開が、22cm×22cm、19cm×19cm、26cm×16cmその中でバッグに入りそうでブロンプトンも載せられるのではと考え、▫︎19cmのものをチョイス。※現在、26cm×16cmのものはないようだ。
見事に収まり、これなら輪行旅の邪魔にもならず荷物の負担も最小限で済みそうである。
自宅に買って帰って早速ブロンプトンを載せてみる。まずはちゃんと安定して載るのか確認するために、輪行袋には入れずブロンプトンを折りたたんだ状態でそのまま載せてみた。すると、なーーんと、載るではないか!!よし、これで、輪行袋に入れて確認しても何ら問題なく載るではないか!
【ブロンプトンを載せるポイント】
リアキャリアの前方部を写真のような位置にすることで、前後左右のバランスが保てる。そして、前輪のタイヤも上手くキャスター付き台車に載るようにセッティングすること。輪行袋に入れてもなんとなく位置は分かる。
あとは、このキャスター付き台車を輪行袋に入れたブロンプトンをどうやって固定するか?
ピーんときた(笑)そうだ、ブロンプトンはM6Rつまり、リアラック付きのモデルで、荷物固定ゴムひもが標準で付いているのだ。そう、これを使えると踏んだわけだ!そして、試したところドンピシャ!!!ビンゴ!!!
思わず、「おーーーー!!!」と叫んでしまった(笑)
妻が帰宅後、一連の作業説明と使い心地を体験してもらったところ、いい反応が返ってきたのでこれで今回の輪行旅で検証することにしたのである。在来線〜新幹線〜在来線への乗り換えもスムーズで問題なし。いつもの輪行なら妻は無口になり不機嫌になるのが今回は終始ニコニコ顔(笑)
もちろん、安全のために点字ブロックを越える際やエレベーターに乗る際の段差などは少し注意が必要だったが、概ね問題なしと結論付けた。最小限の投資で最大限の効果を得るという目的も果たせて大満足でした。ということでブロンプトン輪行で苦労されておられる方もいらっしゃると思い、少しでも参考にしていただければ幸いです。
ちなみに今回の輪行旅後、自分のためにもDAISOさんでキャスター付き台車を購入したのは言うまでもありません(笑)次の輪行が楽しみ♫
注1)今回はブロンプトンの標準リアラック付きモデル(R)での検証で、リアラックなし(L)やEバージョン、サードパーティー製のラックでは検証しておりませんのであしからずご了承ください。また、(R)モデルで今回同様にされる場合でもブロンプトンの転倒など自己責任でお願いします。
注2)DAISOさんに限らず百均の商品は廃番や変更が多いので、このキャスター付き台車がラインナップとして続く保証はないので、故障など考慮して予備で複数個購入しておく方がいいかもしれません。
最後に、ローロサイクルワークスさんで、こんな感じのオリジナルでキャスター付き台車を作ってくれないかな。。。(笑)
BROMPTON(ブロンプトン)についての詳細はこちら
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私、PierreのブロンプトンはInstagramでたくさん紹介しています。こちらからどうぞ