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自己肯定感を育む②

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・できないことを切り捨てる

自己肯定感って本来は幼少期に形成されるもので、それを大人になってから短期間で身に付けるのは簡単ではないんです。大人は自分自身の行為に常に成果と責任がついて回るので、子どもの頃のように失敗しても無条件で許されないので大人になってから自己肯定感の元になる「成功(肯定的)体験の積み重ね」をするのには限界があります。


そこで大人になっても自己肯定感が低い人は、「できないことを切り捨てる」。自分自身が苦手なこと、できないことを書いてランク付けしてみる。そして「できないこと」はそれを改善するのではなく、諦めて切り捨ててみる。そうすることで「できない、苦手なこと」に対するプレッシャーを和らげ、そこにエネルギーを費やすことを防ぐ。一言で言えば「自己肯定感を高める」のではなく、まずは「自己否定感を低める」ということです。

 

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・できることを見つける

先の「切り捨て」を経た上で次にするのが「自己肯定感を高める」ということ。さっきと同じように、今度は自分自身が得意なこと、できること、そして何より好きなことを書いてあげてみよう。


今現在、得意なことが無いときは過去に遡って好きなことや得意だったことを思い出してみる。ただ、このとき元来自己肯定感が低い人は過去に遡っても否定的な記憶しか出てこないことがあるので、そんなときは無理矢理にでも肯定的な記憶を作り出そう。


「過去」において重要なのは「事実」ではなく「解釈」です!!
「過去を都合よく解釈する」のはある意味ではズルだけど、時にはそれが必要だということです。
「得意なこと、できること、好きなことを」をあげた後は、そのうち「無理せず続けられること」を優先して実際の行動として取り組んでみよう。

 

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・言い訳を考える

よく人を叱るときの台詞で「言い訳をするな」というものがありますが、これはハッキリ言って問題解決において逆効果でしかありません。特に自己肯定感を高めなければならない場合においては「失敗を自分自身のみで引き受けてしまう」というのは絶対にやってダメです。


そうではなく、もし何かを失敗した時には言い訳、つまり「失敗した理由」を必ず複数個挙げて考えるようにする。もちろん失敗の原因には自分自身の至らなさもあるだろうけど、決してそれだけのせいにするのではなく、さまざまな要因を考慮してみるのです。
そうすることで自己肯定感を低めるファクターを自分の中で相対化することができ、同時に次のトライに向けた改善点を見つけ出すこともできるようになります。


・自己承認欲求を捨てる

意外かもしれませんが、自己肯定感を高めるために「承認欲求」を捨てることは非常に効果的です。「他人から承認される」というのは「他人の欲望にとって都合のいい存在であると認められる」ということに他ならないのです。


つまり「承認欲求の高い人間」とは「自分自身の欲望」ではなく「他人の欲望」のレールの上を一生懸命に走っている人間であると言っても過言ではありません。一般論として「自己肯定感の低い人」には子どもの頃「条件付きでしか褒められなかった」という人がとても多いと言われています。


「条件付きで褒める」とは親や教師など周りの大人にとって都合のいい行為をした場合に褒められるということで、それは「他人の欲望」に従属しているに過ぎないのであり、自己の存在そのものを肯定し、価値を見出しているということにはならないのです。
重要なのは「良し悪し」のような価値の基準を「他人」ではなく「自分」の中に持つということであり、それが「自己を肯定する」という意識の本質である。

 

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・目的意識を持つ

最後は「自己肯定感を持つ」ということ自体を目的化しても仕方がないということ。つまり「自己肯定感」とは「自分にとってより良い状態」という価値や目的に向かうための原動力に過ぎないからです。

目的意識を持つことで「過去」に対するこだわりや劣等感は消え、目的を実現するための戦略を実行していくための「未来」のみが残ることになります。そうすれば「理想的な未来を実現するための現在」を肯定できるようになれるはずです。

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